「そうだった、あの子酔うと絡んでくるよなー。美空ちゃんは集まりには全然こないから、お前ひとりせめられてさー!」
「せめられて当然のことをしたからな……」
オレの呟きは友達に聞こえていないのか、友達はこう続けた。
「なんで別れたんだよー、ってかなんで付き合うことになったの?」
付き合うことになったのは美空が告白してくれたからだった。
オレが高校2年生の夏。
泣きながら告白してくれた姿が、すごく可愛かった。
付き合っていることを秘密にしたいと美空が言ったから、デートは学校が休みの日にした。
お互いの夢なんか語り合って、ずっと一緒にいられるような気すらしてた。
でもそんな日々を壊したのはオレだった。
「せめられて当然のことをしたからな……」
オレの呟きは友達に聞こえていないのか、友達はこう続けた。
「なんで別れたんだよー、ってかなんで付き合うことになったの?」
付き合うことになったのは美空が告白してくれたからだった。
オレが高校2年生の夏。
泣きながら告白してくれた姿が、すごく可愛かった。
付き合っていることを秘密にしたいと美空が言ったから、デートは学校が休みの日にした。
お互いの夢なんか語り合って、ずっと一緒にいられるような気すらしてた。
でもそんな日々を壊したのはオレだった。



