* 保健室まで来たが、保健の先生は不在。 「タオルくらいかりてもいいだろ」 棚の中にあった大きなタオルを出して、詩優は私に手渡してくれる。 「ジャージどこにある?」 「…ロッカーの中」 「取ってくるから、ここで体拭いて温まってて」 「…ありがと」 詩優は私の頭を撫でてから、保健室を出ていった。 保健室の中は暖房がついていて温かい。 冷えた体はここにいれば温まりそう……。