星空は「好き」を繋ぐ明日への光

ほんとうはもうこわくない。

先生が隣にいるから。全然こわくない。

でも、先生の近くにいきたい。

ずるい私は──────。




「せんせ……い」

「ん?」

「まだこわい……っ」


先生そんなに心配そうな顔しないで……。

これはうそなんだよ。

私が先生の近くにいきたくてついてるうそなの。

ごめんね、先生。



「……っ」

先生が私の肩を引き寄せた。

ゴツゴツした手が私の肩に回っていて、先生との距離はゼロ。


「これでもこわい?」

私は首を横に振って、「こわくない」と答えた。


「花園ってそういうところあるんだな」と先生がばかにしたように笑っている。

「今日はたまたま……だし」


先生といると泣きそうになる。

先生といると笑いそうになる。

忘れてしまった"感情"が溢れそうになる。

制御しようとしても停滞してくれない。

増していくーー。何が増していくのか……。

わからない、わからないがひたすら募っていく。