星空は「好き」を繋ぐ明日への光

先生の隣にちょこんと座って先生と同じように真っ黒な空を仰いだ。

肩が触れそうなほど近い。うれしいようなうれしくないようなよくわからないキモチ。



「こわいならはじめからそう言えよ」

「うん……」

「気づかなくてごめん」

「先生は悪くない……私が言わなかったから……」

「花園ってお人好しすぎ」


先生が私の頭をくしゃっと撫でた。

頭からつま先まで熱が伝わりそうなほど。




熱い……先生といると熱くなる。


放課後勉強が終わりそうになったら、終わってほしくないって思って、家に帰ったらはやく明日になればいいのに、って思う。


明日なんてきてほしくなかったのに、明日がくることはこわいことだったのに。


今は違う。


明日が待ち遠しい……土日なんていらない。


テストだって終わらないでほしい。


テストが終わったら話せる口実がなくなってしまうから。


先生と話していたい、先生が他の子に笑顔を向けていたら嫌になる。

私はこのキモチがわからない……わかりたくない。



先生を失うのは何よりもこわい。