星空は「好き」を繋ぐ明日への光

自分から言ったのに、恥ずかしくなって顔を背けた。

顔から火がでそうだ、と思った。

先生がクスッと笑った。


「花園ってけっこう大胆だな」

「……っ」

「顔真っ赤」


先生が余計な指摘をしてきたせいで私の顔が赤く染っていく。

ドキドキが加速して、心臓が痛い。


「でも、ありがとう、そう言ってもらえるとうれしい」



先生のコトバはいつも私の魂を揺さぶってくる。

胸に響いてくる。こんなふうに胸に響く声を聞いたのはひさしぶりだった。


「うん」と返すのが精一杯だった。



「プラネタリウムは行けないけど、今日流星群が見られるらしい」

「流星群……?」

「そう」


見てみたいと思ったことはあるけれど、見逃したり、小さな頃は途中で眠ってしまったりしていた。

最近は興味が薄れていた。

何にも興味がなかった。


「空見るの好き?」

「うん」

「今日の夜空いてる?」

「うん」

「俺行くけど花園も行く?」




いつもなら嫌って言ってたのに。

なんでこんなに変わってしまったんだろう。

変わるのがこわい。


でも、そんなの……答えなんて決まってる。


「私も行きたい」