星空は「好き」を繋ぐ明日への光

あっという間に朝がやってきた。

スクールバッグに少し多めのお金と薬を詰めた。

ほんとうはすごく気が重い。体も重い。


でも、


『楽しみにしてる』

たったあのひとことで私は────。



説明に書いてあった通り、スニーカーを履いて家を出た。

いつも以上にはやく、シーンと静まり返っていた。


私が歩いている音だけが聞こえる。


まだ早朝だと言うのに日差しは強く、昨日の雨で濡れている道路をちかちか照らしていた。


そのまま駅まで歩いて電車に乗りこんだ。

まだラッシュの時間ではないから、席は空いている。



朝座れるのは初めて。

ちょこんと端に座ってスマホを開いた。


特にやりたいことはないけれど、音楽アプリを開いてイヤホンを差し込んで音楽を流す。


流行りの音楽が流れてきて、眠くて動いてない脳に刺激を与えてくる。