星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「プラネタリウムか、羨ましいな」

「行きたくない」

「んー……」

「けどプラネタリウムは行きたい」

「じゃあ、いけよ」



明日行ったとしてもひとりになるのは目に見えている。

あんなに大きな街でひとりは不安しかない。

昔は家族と行ったりしたけれど、もうずっと前の話。


急にPMLの症状が出たら……と考えるとこわかった。

それを先生に言うことはできないけれど。



「お土産話聞かせて」

そう言われたら…………


「明日行く」

そう言うしかないじゃん。


「楽しみにしてる」


先生の笑った顔がこびりついて離れなかった。