星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「私といる時はなんで笑ってるの?先生が笑ってる時なんてほとんど見たことない……」

先生は「うーん」と言ってから、

「前も言ったけど」


"前"という言葉にびっくりした。


思い出すのはあの雨の日のこと。


「花園といると笑えるんだよな」

「…………」

「自分でもわかんないけど」

「うん……」



私もだよ、と心の中で言った。

直接伝える勇気はもう残っていなかった。



「花園の言葉すごくうれしかった」



先生がいつもと比べ物にならないくらいやさしい声で言ったから、私は驚いて先生を凝望した。

先生が手で顔を覆った。



「あっ……あ……」

「あんまり見るなよ」

「先生って……照れるの……?」

「別に照れてるわけじゃない」


先生、私、いま笑いそうになっちゃったよ。

だめって思えば思うほど止まらなくなるんだね。


私は間違いなく先生に心を動かされているーー。