星空は「好き」を繋ぐ明日への光

世界は広いはずなのに、どうして私は毎日こんなにも窮屈なんだろう。


このまま落ちたら痛いかな。


そんなこと考えながら結局行動に移せないのが私。



はぁ、とため息をついた。

ため息は静寂へと吸い込まれていく。


「泣いてる……?」

……!!!


急に脇から聞こえてきた低く掠れた声。


振り返ると心配そうに私を見る先生、天海 優星がいた。

チラッと見たけど、私はすぐに目を逸らしてしまった、から目は合わなかった。





え……?今なんて言った……?

泣いてる……?って言った?