星空は「好き」を繋ぐ明日への光

予想というものはなぜ的中してしまうのか。


あの日から少し時間が経ってからのこと。


奇跡的に次の日は何も起きず、私は安心していた。



悲劇は今日のお昼休み。


「ねぇ、花園さん」


苦手な数学の勉強をしていた時。



「何無視してんだよ!こないだの恩忘れたの?」

「…………」



歩生さんは私のノートを奪い取った。

「…………っ」


音を立てて破れていくノートをじっと見つめることしかできない。


やめて、とも、ひどい、とも。


言わずに。




破り終えたあとは床に捨てられた。




「ねぇ、ちょっと来てよ」

私の腕を引っ張って教室から連れ出す。

これ以上無視したら大変なことになると予想がついた。



連れていかれたところは中庭。


端だからまわりからは見えないところ。




体がゾクゾクと震え出す。


こなきゃよかった……と心の底から思った。