星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「何逃げてんの?都合悪いから?やっぱり好きなわけ?」


ふだんはクラスメイトの前では優しいのに今はそんな面影なんてない。



こわくなってうつむいた。


「好きとかお前が言える立場?」

「あはは、まりや言いすぎ〜」

「泣きそうだよ、かわいそうに〜」



「だってなんかむかつかない?ひとりのくせに堂々としてて」


次々に言われる悪口を受け止められるほど強くはなかった。

目元が熱くなる。



「わ、たし……もう行かなきゃ……ごめ、んな……さい……」


「は?そんな蚊の鳴くような声じゃ聞こえねぇんだよ」



このままじゃ、呼ばれた時間をすぎてしまうと思った私は声にならない声を出して抜け出そうとした。


「生意気、だったらいいんだ?花園さんが好きなのは先生〜って言っても」



屁理屈を並べてる、歩生さんだけど、私が何を言っても勝ち目はない。



「すき、じゃないから」