星空は「好き」を繋ぐ明日への光

朝日を浴びても、元気にはならないけれど、気持ちいいな、とは思う。

ガヤガヤした学校よりはずっと落ち着く空間。


カバンから真っ白のイヤホンを取り出して、耳に入れて音楽を流す。


イヤホンをすると、自分の世界に入り込めた感じがして何となく落ち着く。


そのまま歩いて私はある場所へと向かう。


早朝に歩いているひとはほとんどおらず、たまに犬の散歩をしているひとに会うくらい。


何回も見た見慣れた景色を眺めながらとくに何も考えずに歩く。



目的地に着いて、いつも通り同じ場所に腰を下ろした。


どこまでも青く広がる大きなみずたまり。

海のにおいが私の鼻をくすぐった。


光が反射してちかちかして、私の目に刺激を与える。


広がる青に、広がる空。私が落ち着いていられる場所。


朝はやくにここにきて、朝の海を見ることが習慣になっていた。



少しだけ気が緩んで、何もかもが忘れそうになる。