星空は「好き」を繋ぐ明日への光

ブーブーブーブー

私が一番きらいな音。


めいっぱい手を伸ばしてスマホを手に取り、アラームを止めた。

"ふつう"なら、あぁもう朝かぁって思うはず。


でも私は今日も元気でよかった、って思う。

朝がくるのがこわいからーー。



体を起こして、いつも通り準備をする。

制服を着て、リボンをぎゅっと結んで、スカートを膝の少し上にして。


胸まで伸びた髪を梳かして終わり。

朝はあまり食欲がないため、カバンを持ってそのまま家を出る。


────ガチャ




ドアを開ければいつも通り静かな朝が広がっていた。

朝はいつも少しだけ早く出る。



それは……近所の人に会わないため。


どうして何年もの前の話で笑えるのか私は不思議で仕方ない。

見つからないように、と早く出るようになった。


傷つくと言うよりはむかつくから。




私のことを悪くいうのはよくても、両親を悪く言われることは気に食わない。