星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「花園は俺を変えてくれたひとなんだ。花園は覚えてないと思うけど俺の心にはちゃんと残ってるから」




きっと私は大切ななにかを忘れている。だからこんなにも懐かしくて切なくて、苦しいんだ。

このひとは私の大切なひとなんだーー。





「俺は今しあわせ。花園はしあわせ?」


『じゃあ聞くけど。お前今しあわせじゃないって思う?生きたくないって思う?』





昔、誰かが教えてくれたんだ。


「しあわせ」は目に見えないって。"日常"の中に溢れてるって。


近くにありすぎてわからないってこと。



ほんとうのしあわせは目に見えなくて、気づけないのかもしれない。


ありふれた日常の中にいくつのしあわせがつまっているのだろうか。





伝えたいのに……伝えたいのに……。

ぎゅっと目をつむった時、ぽんぽんと私の頭を撫でた。



「伝わったから大丈夫」




きみが笑っていると私もしあわせ。


大切なひとの笑顔は自分の笑顔も作るから。




星の光が私たちふたりを照らしているような気がした。