星空は「好き」を繋ぐ明日への光

どうして車いすに乗っているんだろう。あんなに元気だったのに。



『毎日毎日がんばってる』

『がんばって言葉を伝えようとしてくれてる、傷できるまでがんばってる』

『────と見る空は、一番キレイだな』

『私も同じこと思ってた』




あぁ、苦しい。"私"は苦しい。ふたりを見ていると苦しい。

夢なら醒めてほしいとひたすら思う。




どこからかメロディが流れてくる。心に余韻を響かせて儚く消えていく。



ずっと聞いていたいのに聞いていたくなくて夢の中の"私"は耳をふさぐ。




その音がだんだん近づいてくる。迫ってくる。どうして……なんで?こわいよ……。


────は私の光だから────────。

耳をつんざく声が最後に聞こえた。





はっとなって目を開けると真っ白な天井が広がっていた。


頬がびしょびしょに濡れている。あの夢が頭から離れてくれない。




こわかったはずなのに、懐かしい……。