星空は「好き」を繋ぐ明日への光

少し早歩きで家に帰り、ローファーを脱ぎ捨ててリビングのテーブルに腰を下ろした。


「はぁ……っ、はぁっ…………っ」


静寂の中に私の声だけが響いている。

急いで呼吸を整える。


走っちゃだめなのに……"ふつう"なら走れるはずなのに……私にとっては命とり。


テーブルに顔を押し付けて元通りになるのを待った。



少し立ちくらみがあるけれど、無理矢理立ち上がって部屋の奥へと進む。


「ただいま」

おかえり、って返ってくることはない。

私はふたりの遺影を見つめた。



「ーーごめんね────」

ごめんね、私また体が弱ってきちゃったよ。


何を言ってもふたりは笑っているだけ。


本当は怒ってる?



私がふたりを殺したから────。