星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「そ……ば……に……い、て……ほ……し……い」




その中でも一番こわいのが夜。明日ちゃんと迎えられるかなって。明日がこなかったらどうしようって。眠りにつく前は毎日毎日こわくて。


「当たり前。こうしてほしいならいつでもする」

「う……んっ……」





「毎日毎日こわいよな……ごめん…………な」



「違う」って言いたいのに。



「ん…………」

「そばにいるから、ぜったい離れないから」


先生が苦しいほど抱きしめて、親指で私の涙を拭う。




「あ、……が……とう……し、あ……わせ」

「俺も」




私に残された時間はわずか。

少しでも長く生きていたい。叶わないかな。

いくら願っても叶わないかな……?



少し経って先生を見るとスースーと音を立てて眠っていた。



宝物を包み込むかのように私を抱きしめている。



先生が好きだよ。どうしてこんなに近くにいるのに遠いのかな。


一番近くて一番遠い存在。



"先生と生徒"って言うだけでどうしてこんなに遠いの?好きになっちゃだめなの?



先生の顔と私の顔の距離はほぼゼロ。



私は重い顔を動かして先生の頬に自分の唇をくっつけた。



涙が溢れる。ごめんね……先生……。抑えられないほど先生が好きなんだ。



先生の胸の中で眠れる今日は一番しあわせな夜になるだろう。