星空は「好き」を繋ぐ明日への光

それから辺りは暗くなってきて、私は屋上を後にして家路を歩いている。

学校から家まではほかの人よりは遠い。

そりゃそうだ、わざと私のことを知っている人がいないところを選んだのだから。


電車を降りて、家までは30分くらい。


いつもこの道を通る時は緊張する。

ハラハラしながら歩く。




あ……なんでまたいるんだろう。

ほんと最近運が悪いなぁ……。




「あ、またひとりで歩いてるわよ」

「いつも寂しそうね〜」

「あの歳で親御さんがいないなんてかわいそうよね」


はぁ……このため息は何度目だろう。

結局高校生と変わらないじゃないか。

私なんかよりも何年も経っている話で盛り上がれる大人の方がよっぽどかわいそうだ。


私は唇を噛みしめて、ぜったいに振り向かないようにしながら、その場を離れた。