星空は「好き」を繋ぐ明日への光

トコトコと、サンダルが地面につく音だけが響く。

4月にもかかわらず、今年は日差しが強い。

異常気象なのか、なにか、私にはわからないけれど、暑いのが苦手な私にとっては最悪な気候。


目を細めてみた先にいたのは、


「…………!!!」


綺麗な黒髪を揺らしている、細めの体に色白の肌。

欄干に手をかけて空を見上げているのは……



先生だった。



毎日いるとは言ったけれど、仕事もあるし今日はいないのかなぁなんて期待してきた……。

私の予想は見事にハズれ、先生は少し前にいた。



私の足音に気がついて、振り向いた先生はいつもよりも目を大きくして私を見ている。


「「あ……」」


気づかれないうちに引き返そうと思っていた時に目が合って、思わず声が洩れた。