星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「なんであの時信じたんだろう……うそだったのに。終わってなかったのに。もう何もかもが遅かった。美咲が飛び降りたから────」

「…………」

「美咲が運ばれてるのに何もできなかった。おかしいよな……ぜんぶ自分が悪いのに。お前が話さなくなったからじゃない?って言うひともいた。あの時ひとことでも救える言葉をかけていれば何か変わったかな……って自分を責めて責めて。結局美咲は引っ越した。俺も美咲との思い出がある町にはいられなくて引っ越したんだ……」

「…………」


「美咲は車いすがなかったら生活できないんだ。ぜんぶぜんぶ俺のせい」

「こんな人殺しの俺が笑っても不愉快なだけだろ。クールじゃない。何年経っても変われない弱いやつなんだよ」




先生の過去は思っていたよりも重くて。人殺しだから笑わない、心開かない。私たちには似ているところがあった。


でも違うんだよ……大きな違いがひとつだけあるから。


私は先生の目を見てつぶやいた。