星空は「好き」を繋ぐ明日への光

傘を持つ手が震えて、力が抜けて傘を落としてしまった。雨を遮るものがなくなり、どんどん濡れていく。


なんで泣きそうなの……?死ねって言われたから?反省しているから?それとも両方?

なんで軽々しく「歌いたい」なんて言ったのだろう。

なんで「約束」なんてしてしまったのだろう。

私は前に進めないし、進んではいけない。

私は傘を置いて駆け出す。逃げたんだ。

弱いから逃げたんだ……。逃げることしかできなかったんだ。

「は?なんで逃げんの?」


おかしいよね、加害者なのに。なんで被害者面してるんだろう。

水たまりもお構いなしに走っているから、大量の水がローファーの中に入ってきて、足が重い。

それでも走る。どこに向かっているんだろう。

どこに向かって足を進めているんだろう。

私は生きていてはいけない。みんなを不愉快にさせる疫病神。前から思っていたことなのに。