星空は「好き」を繋ぐ明日への光

車が通るたびに水が弾いてきて、制服のスカートも濡れてしまっている。


「あ、まって……あれあいつじゃね……?」

「どれー?」

「あそこ歩いてるやつだよ、下向いてるやつ!」

「え、ほんとじゃん!まだ生きてたの!?」


どこからか聞こえてきた声。自分に向けられた言葉だと気づくのに数秒かかった。

一気に顔が青ざめていく。

同じ制服を着ている男女が6人。

どうして私の嫌な予感は的中してしまうのだろう。

あの笑いを見ただけでこわくなる。言われることはわかっているから。


「まだ生きてたんだね〜?人殺しのくせに。もう3年も経つんだね〜?よく平然と生きていられるよね」


彼女たちが言っていることは何ひとつ間違っていないから、私は何も言い返せない。

3年前から変わらない。


「もう歌はやめたんだろ?」

「だいぶ暗くなったね〜?あんなに明るかったのに」

「ほんとうは忘れてたんだろ?」