星空は「好き」を繋ぐ明日への光

昨日から雨が降り続いている。

雨の日は嫌なことしか起きないから今日もなんとなく嫌な予感がした。

昨日のことがあったからか、美咲さんはきていない。

傘を広げると、かわいてない傘から水飛沫が飛んだ。

いつもの道が工事中で通れなかったからべつの道を通ることにした。

こっちの道はあまり好きではない。

中学校があって嫌な思い出ばかりが蘇ってくるから。

中学校の前を通った時、校舎をちらりと見た。

雨だからどこの部活も使っていない校庭、体育館から聞こえてくるボールの音、そして楽しそうに笑いながら話をしている女子中学生。

私もあの制服を着てカバンを背負っていたな……。

少なくとも"あの時"までは楽しい生活を送っていた。

病気を患うなんて微塵も思っていなくて。



あと何日この足で歩けるんだろう。

そんなことを考えながら、足を進める。

思っていたよりも雨が強くてローファーの中はびちょ濡れ。