星空は「好き」を繋ぐ明日への光

さっきまでの大人っほい笑みではなく、子供っぽい無邪気な笑み。

懐かしそうに愛おしそうに大きな目を細めている。


「私もよく屋上に行きます。見つかったらどうしようって思いながら」

「やっぱりそうなの……!だめだってわかってても入りたくなっちゃうのよね」


美咲さんはコミュニケーション力が高い。

きっとたくさんの友達に囲まれて、楽しい生活を送っていたんだろう。

私のようなひとりぼっちとは違うはず。

────この時はそう思っていた。


「わたしこっちなの、ゆいちゃんよかったら明日も話さない?」

キラキラの目で訴えられると断れない。

たぶん話したかったんだと思う。気になることがたくさんあったんだ。

寂しそうに笑う美咲さんは誰かにそっくりだから。











あれから美咲さんと話すことが多くなった。少しの時間だけれど。

ふだんは東京に住んでいて、今は地元に帰ってきてると教えてくれた。