今この顔を作っているのは紛れもなく私で。
「約束は……?」
『歌えるようになったら聞かせて』
『うん……!』
『また泣いてる』
『泣くことは悪いことじゃないからな』
指切りげんまんすごくうれしかった。簡単に口にしてよいのかわからないけれど、"しあわせ"だった。
笑えたのに、泣けたのに、どうしてぜんぶこわされてしまうのだろう。
私は先生に笑っていてほしいのに……なんで傷つけることしかできないんだろう。
「そんなのうそに決まってるじゃん」
「…………」
「しばらく話してないんだから察してほしかったっ……」
「…………」
「ずっと迷惑だって思ってた……もうぜったい話しかけないで……っ!」
こんなこと言いたくないよ。
この命が尽きるまで、ほんとわずかな時間でも先生のとなりにいたくて。
歌ってみせたかった。もっと笑いたかった。笑いかけてほしかった。
「約束は……?」
『歌えるようになったら聞かせて』
『うん……!』
『また泣いてる』
『泣くことは悪いことじゃないからな』
指切りげんまんすごくうれしかった。簡単に口にしてよいのかわからないけれど、"しあわせ"だった。
笑えたのに、泣けたのに、どうしてぜんぶこわされてしまうのだろう。
私は先生に笑っていてほしいのに……なんで傷つけることしかできないんだろう。
「そんなのうそに決まってるじゃん」
「…………」
「しばらく話してないんだから察してほしかったっ……」
「…………」
「ずっと迷惑だって思ってた……もうぜったい話しかけないで……っ!」
こんなこと言いたくないよ。
この命が尽きるまで、ほんとわずかな時間でも先生のとなりにいたくて。
歌ってみせたかった。もっと笑いたかった。笑いかけてほしかった。



