星空は「好き」を繋ぐ明日への光

顔を覗き込まれて、ビクッとなる。そして企んだようにニヤリと笑った。

「うわ、地味すぎてわかんなかった。かわいい顔してるねー」


私の頬に触れて、髪を撫でる。

先生に髪を撫でられたら、安心してうれしくなるのに、今はならない。気持ち悪い……。


「やめて……ください……っ」

「こわがってる顔もかわいーじゃん」


震える声で訴えても逆効果。迫ってくるひとたち。

足、腕を触られて……嫌だ……。


「やめ……て」

「じゃあ、これどーすんの?これで許してやるって言ってんだろーが」


たばこの火を見せられて、力が抜けていく。

涙目になって、抵抗することもできなくなった。


「そもそもお前がぶつかってきたのが悪いんだろ」

「謝りもしねぇし、舐めてんのか!?」


ひとは通りかかるのに、関わりたくないから見て見ぬふり。

自分の姿が情けなくて。滑稽で。


不安と恐怖だけが募り募っていく。

たった数分のことなのに長く感じられる。