星空は「好き」を繋ぐ明日への光

先生を見つけなきゃ、その一心だった。

みんな楽しんでいて私のことなんて誰も気にしていないけれど、こわかった。

ひとりで歩くのはこわかった。


このまま見つからなかったら……。


だんだんひとの数も減っていき、太鼓の音と屋台の明かりが遠ざかっていく。



急に大きな笑い声が聞こえてきて下げていた頭を上げた。

右手のたばこ、左手にはフライドポテト。金色の髪に腰で履かれたズボン。

"ヤンキー"という言葉が脳裏に浮かんだ。

4人もいて足が震えた……。見た目で決めつけるのはだめだってわかっているけれど。

距離が近づくにつれて、心臓が早鐘を打っていく。

そのまますれ違おうとした時、前を見ずに歩いてきたひとりが私にぶつかってきた。

「…………っ」



コンクリートに尻もちをついてしまった。

咄嗟に後ろについた手が擦れてとてつもなく痛い。

私が思わず漏らしてしまった声にぶつかってきた男の人が気づき、


「いてーんだけど」

「…………」