星空は「好き」を繋ぐ明日への光

私はこれから学校に行けなくなる。

学校どころじゃなくて外にも出られなくなる。

身体が思うように動かない。

先生はこれから。これ以上迷惑はかけたくない。

そう思っているのに足を動かしてお祭りに向かってしまう自分は矛盾のかたまり。



日は沈んでまわりは真っ暗だ。いつも以上に賑わっていて、喧騒としている。

いろんな色の屋台、提灯がキレイに並んでいた。

大きな笑い声がさまざまなところから聞こえてくる。

手を繋ぎながら歩くカップル、濃いメイクを施している学生、風船を小さな手に持って無邪気に笑うこどもたち。

笑顔溢れているこの場所でこわばった顔をしている自分が恨めしい。

大きな太鼓の音に耳を傾けながら、足を進める。



遠くに見える先生。少しはやく歩いて先生に近づいた。

「遅くなってごめんね……」

「今きたばかりだから大丈夫」

少し言葉を交わしてゆっくり歩き出す。

先生と出かけるのは三度目。流星群、プラネタリウム、そして今日のお祭り。