星空は「好き」を繋ぐ明日への光

「まつりか……」

先生が私に聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた。

何を返せばわからなかった私はその声に反応はしなかった。

前よりは減った気がするけれど、時折悲しい表情を見せる。



私はその顔が気になって仕方なかった。





どうして先生とお祭りに行くことにしたんだろう。

私たちを引き裂くことになるのに。

あと少ししか自分の足で歩けないから。

こんなのはただの言い訳に過ぎなかった。

私は先生と一緒にいたかった……。


先生が私を"生徒"としか見ていなくても。

私なんか全然好きじゃなくても。


私ね、先生がいないなんて嫌なんだよ……。








かわいらしい浴衣もない、ヘアアレンジも苦手、メイクも得意ではない、こんな自分が初めて嫌だと思った。

持っている服の中で一番かわいいと思われるふくをきていえをでる。

昼間から行くこともできたけれど、できるだけ見つかりにくい夜にした。

学校の近くだから見つかる可能性が高い。

私は不安で不安で仕方なかったのに、先生は平然としていた。