星空は「好き」を繋ぐ明日への光

まだお昼にもなっていなかった。

この後どうするのかな、と考えていると。


「ちょっとだけあそこいこ」


先生が指した方向には、私がよく行く海。


少しだけ歩いて、砂浜に足をつけると、たくさんの砂が靴の中に入ってきた。


歩いたところに深い足跡を残していく。


潮風が私たちの髪を揺らす。


大きな海に映し出されている空はいつ見てもキレイだ。


先生が腰を下ろしたから、私も隣に腰を下ろして、空を仰いだ。

向いた先に太陽があり、私は目を細めた。

いつもに増して日差しが強かった。



「俺、最近余計なこと言った?」



さっきまでの雰囲気とは大いに違った。


先生の瞳が不安げに揺れている。


私は首を振って、否定した。それでも先生の瞳は不安げ。

先生がそんな顔をすることなんてない。


「なにもないよ」

私はできるだけ冷たく言い放った。

さっき星の話をした時、私の気持ちは傾いてしまったから。