星空は「好き」を繋ぐ明日への光

無言で歩く私たちはどう映るのだろう。

人混みは好きではなく、背が低い私は押しつぶされそうになる。

肩と肩がぶつかって、よろけそうになった。

先生と私の距離が大きくなっていく。




「大丈夫か?」

「うん……」


先生がはぐれないように私の腕を掴んで歩き始めた。

こないだとおなじ。

引っ張られている手をじっと見てしまう。


せっかく離れようとしたのに……。


こんなことされたら意思が揺らいでしまう。

前はこんなに意志薄弱じゃなかったのに、いつからこうなったんだろう。


初めの時もそうだった……。

私がどんなに冷たくしても先生は変わらなかった。

先生はクールなんかじゃない。

今はそう思う。思ってしまう。

先生は何も悪くないのに……私が勝手なことばかりしてるだけ。

そんなにやさしくしなくてもいいんだよ……。


「ここで待ってて」

先生が言葉を残してどこかに行った。

次第に遠くなっていく姿を目で追いかけていた。