無言で歩く私たちはどう映るのだろう。
人混みは好きではなく、背が低い私は押しつぶされそうになる。
肩と肩がぶつかって、よろけそうになった。
先生と私の距離が大きくなっていく。
「大丈夫か?」
「うん……」
先生がはぐれないように私の腕を掴んで歩き始めた。
こないだとおなじ。
引っ張られている手をじっと見てしまう。
せっかく離れようとしたのに……。
こんなことされたら意思が揺らいでしまう。
前はこんなに意志薄弱じゃなかったのに、いつからこうなったんだろう。
初めの時もそうだった……。
私がどんなに冷たくしても先生は変わらなかった。
先生はクールなんかじゃない。
今はそう思う。思ってしまう。
先生は何も悪くないのに……私が勝手なことばかりしてるだけ。
そんなにやさしくしなくてもいいんだよ……。
「ここで待ってて」
先生が言葉を残してどこかに行った。
次第に遠くなっていく姿を目で追いかけていた。
人混みは好きではなく、背が低い私は押しつぶされそうになる。
肩と肩がぶつかって、よろけそうになった。
先生と私の距離が大きくなっていく。
「大丈夫か?」
「うん……」
先生がはぐれないように私の腕を掴んで歩き始めた。
こないだとおなじ。
引っ張られている手をじっと見てしまう。
せっかく離れようとしたのに……。
こんなことされたら意思が揺らいでしまう。
前はこんなに意志薄弱じゃなかったのに、いつからこうなったんだろう。
初めの時もそうだった……。
私がどんなに冷たくしても先生は変わらなかった。
先生はクールなんかじゃない。
今はそう思う。思ってしまう。
先生は何も悪くないのに……私が勝手なことばかりしてるだけ。
そんなにやさしくしなくてもいいんだよ……。
「ここで待ってて」
先生が言葉を残してどこかに行った。
次第に遠くなっていく姿を目で追いかけていた。



