星空は「好き」を繋ぐ明日への光

赤い液体がいろいろなところに飛び散っていた。

水飛沫かのように。


ずっと離れなかった、こわかった。

責める声も私の耳にいつまでも残っていた。

鳴り響くサイレンの音も焼きついている。


私は目をゆっくり開けて、添えられた花を瞬きもせず眺めていた。



ごめんなさい、このひとことはイライラさせるだけ。

あの時どうしたらよかったのか3年経った今でもわからない。

この先どうしたらよいか未だにわからない。

先生の時と同様わからないが募る。




「花園?」

何度も聞いた声が聞こえてきた。

私は上を見上げて、ひどく驚いた。


「先生……?」


先生の胸の中には花があった。

黄色、白……たくさんの花を抱えている。

風に揺られて花びらがひとつ落っこちた。

どんどん遠くにいってしまう、花びらを目で追いかけていた。


なんとなく胸騒ぎがした。

嫌な予感がした。