星空は「好き」を繋ぐ明日への光

時間が進まないでほしいと願う時に限って、時間はあっという間に過ぎてしまう。

私は放課後のチャイムが鳴った後に、席を立って、教室を出た。

重い足を動かして、私はある場所に向かった。

近づくにつれて、吐き気と頭痛が止まらなくなる。

私が悪いのに、こんなこと思う資格なんてないのに。



遠くから見てもわかる。たくさんの花が供えられていた。

私もさっき買った百合の花を胸に抱えて歩く。


今の時間はひとがいないはずだから。


たくさんのひとが午前中訪れたんだと思う。


わざと午後に時間をズラす私はありえない。


私はたくさんの花の隣に自分が持ってきた真っ白な百合を置いた。


私はただ"あの時"からそして"過去"から逃げているだけ。


黙って目をつむり、手を合わせる。

目をつむった暗闇の中に浮かぶのはいつでもあの光景。


救急車に警察、泣き叫ぶ人、立ち尽くす人、カメラをかまえた人。