星空は「好き」を繋ぐ明日への光

わかっている。私が"あの時"消えてしまえばよかったんだ。

先生のとなりは夢の中にいるようで。

例えるならば自由になれた鳥。

自由に羽ばたけたと思っていたら、繋ぐ鎖があった。

ぜったいに飛ぶことができないように。


私に自由なんてこないんだ。

きたらいけないんだ。


今から先生と話すのをやめる、という選択肢はなかった。

あの時までは──────。




その次の日。


先生は学校にこなかった。


化学の時間、別の先生がきて、授業をしていた。


化学の先生はふたりいて、先生がくる時は元々少なかった。


今日は先生が授業をする日だったのに……。


いつもに増してやる気がでなかったけれど、今日はいなくてよかったと思っている自分もいた。


だって今日は……。

だめだ……今考えちゃ。



気が重くて、具合も悪い……。

毎年のことだから。

なんとか授業に集中しようとしたけれど、できるはずがなかった。