「私、リチカ殺しの自首するわ。」

「え?」

私が何を言っているのか分からないのだろうか?不思議そうに私を見るルチア。

「私が古瀬沙依として底辺で生きるっていうのに…アンタはカリト先輩と幸せになるなんて絶対に許さない…。でも、リチカ殺しを警察に言えばどうなると思う?私が少年院に入れられるのは勿論だけど、あの場を目撃して黙ってたアンタも罪に問われるわよ?そうなれば先輩だってアンタを捨てるはず…フフフ…堕ちるならアンタも道連れよ!」

ざまあみろ…ちょっと容姿が良いからって調子に乗りやがって…
でももうそんな綺麗なアンタも終わり。
今まで傷ひとつないであろうアンタの人生に汚点がつくわね!

私は勝ち誇ったように笑った。

しかし、