1日だけ、キミの彼女。

璃久くんがゆっくりと腕を離し、私の名前を呼ぶ。


「結奈」


そっと顔を上げたら、次の瞬間彼の唇が、私の唇に優しく重なった。


幸せすぎて胸がいっぱいになる。


両想いってこんなに幸せなんだ。知らなかったよ。


あの日、璃久くんに彼氏のフリをお願いしたことから始まったこの関係。


あの時はまさか、こんな未来が待っているなんて思ってもみなかったよね。


キミが私に教えてくれた、初めての恋。


これからはずっとずっと、キミの彼女でいさせてね――。




*End.*