1日だけ、キミの彼女。

「……もしかして、最近俺のこと避けてたのって、あいつらになんか言われたせい?」


そう聞かれて、バレてしまったと思いながらも、おそるおそる頷く。


「……う、うん。ごめんなさい。私、ひどい態度取っちゃって」


私がぺこりと頭を下げて謝ると、ホッとしたように微笑む彼。


「よかった。急に話してくれなくなったから、嫌われたのかと思った」


「き、嫌いになんてなるわけないよっ! ほんとは私、すごく嬉しかったの。璃久くんと仲良くなれて」


「……っ、マジで?」


「でも、私と違って璃久くんはみんなの人気者だから。やっぱり私なんかが璃久くんと一緒にいたらいけないような気がして……」


思わず本音を口にしたら、璃久くんがそんな私の片腕をギュッと掴んだ。


「何言ってんだよ。俺はむしろ、結奈じゃなきゃ嫌なんだけど」


「えっ……?」


ドキッとして顔を上げると、璃久くんと目が合う。


「結奈と一緒にいられないとか、俺が無理だから。いつのまにか、そうなってたんだよ」


「璃久くん……」