1日だけ、キミの彼女。

おそるおそる頷いたら、バシンと肩を叩かれた。


「キャーッ! やっぱりそうなんじゃん! 実は両想いだったりして」


「そ、それはないよっ!」


「わかんないよ~? でも、私はお似合いだと思うし、全力で応援してるからねっ!」


笑顔でそう言ってくれる七海ちゃん。


こんなふうに友達に自分の恋バナをする日が来るなんて、思ってもみなかった。


ちょっぴりくすぐったい気もするけれど、嬉しいな。


正直自分なんて、人気者の璃久くんにとても釣り合う気がしないけれど、こうして好きな人がいるというだけで、なんだか毎日が楽しい。


彼と付き合いたいだなんて、そんな高望みはしないから、このままずっと璃久くんと仲良しでいられたらいいのにな……。