それから私たちは再び名前で呼び合うようになった。
璃久くんに『結奈』って呼ばれるたび、ドキドキしてしまう。
彼と隣の席になったばかりの時は最初、ほとんど会話がなかったのに、今では当たり前のように毎日話すようになって、おかげでますます学校に行くのが楽しみになった。
「おはよう、璃久くん」
朝登校して自分の席に着くなり、隣の席の璃久くんに挨拶をする。
そしたら彼はスマホを片手に、両耳に付けていたイヤホンを片方だけ外すと、こちらを振り向いた。
「あ、おはよ、結奈」
「何聴いてるの?」
イスに腰掛け私が尋ねると、璃久くんがスマホの画面をこちらに見せれくれる。
「米津ゲンジの新曲」
「あ、その曲私も好き! いい曲だよね」
「だよな。結奈も一緒に聴く?」
するとそこで、璃久くんが思いがけないことを言いだしたので、心臓がドキンと跳ねた。
「……えっ。いいの?」
「うん。ほら、結奈はこっち使って」
璃久くんに『結奈』って呼ばれるたび、ドキドキしてしまう。
彼と隣の席になったばかりの時は最初、ほとんど会話がなかったのに、今では当たり前のように毎日話すようになって、おかげでますます学校に行くのが楽しみになった。
「おはよう、璃久くん」
朝登校して自分の席に着くなり、隣の席の璃久くんに挨拶をする。
そしたら彼はスマホを片手に、両耳に付けていたイヤホンを片方だけ外すと、こちらを振り向いた。
「あ、おはよ、結奈」
「何聴いてるの?」
イスに腰掛け私が尋ねると、璃久くんがスマホの画面をこちらに見せれくれる。
「米津ゲンジの新曲」
「あ、その曲私も好き! いい曲だよね」
「だよな。結奈も一緒に聴く?」
するとそこで、璃久くんが思いがけないことを言いだしたので、心臓がドキンと跳ねた。
「……えっ。いいの?」
「うん。ほら、結奈はこっち使って」



