何時間たったのか、もう分からない。 夕日が少し窓から差し込んで、アタシの横顔を照らす。 綺麗な夕日が、アタシを余計孤独にさせた。 アタシは寂しさを紛らわすかのように、お母さんから貰った手紙を取り出すと再度内容を読み直した。 お母さんの手紙に書かれていた、アタシへ沢山の“ごめんね”の文字。 “ごめんね”と言いたいのはアタシの方なのに…と、アタシは涙を流した。