ただ、上手い言葉が見つからないんでしょ? 陸斗がそういう優しい人だって事、ちゃんと分かってるから…。 でも、知りたいの。 傷ついてもいいから…知りたいの。 アタシはもう一度オーナーを見ると言った。 「オーナー。真実を…アタシに教えてください。」 動き出す…。 回らなかった歯車が、きっちり重なって… 絡まった糸が解け始める。 固く、重く閉ざされていた扉が……開き始めたんだ。 16年の月日を重ねて… アタシの手によって、開かれたんだ。