名前を呼ばれたのに自分だと気がつかなかったアタシ。 大声をあげてしまった。 アタシは思わず固まってしまった。 アタシ……? No.2がアタシ…!? 「まさか…嘘でしょ…?」 「嘘じゃない。お前は今月のNo.2だ。」 オーナーが言った言葉にまた思考回路が止まる。 だけど、思考回路が止まったのはアタシだけじゃなかった。 その場にいる、オーナー以外の全員が、見事に固まっていた。