時刻はもう日付をまたごうとしていたのだけど、やっぱりお風呂場での事件は別件で、赤面させられたこともあり……。
私と葵くんはルールを決めることにした。
「ど、どう?葵くん、他に要望とか異議あるかな……?」
私の場合。
【求】
・寝る時は境界線を越えない
・いかなる場合でも入浴時は立ち入り禁止!
(生命の危機を感じた場合は葵くんの判断に託される)
・この関係は絶対に秘密厳守
葵くんの場合。
【求】
・なにかあったらすぐに報告
・秘密厳守は当たり前
────以上。
「俺は異議なしだけど?」
「……え。葵くんこれだけ?」
私は布団を敷きながら葵くんに問いかける。



