「それに…」 「ん…?」 「きっと、和馬の事必要としてる子が近くにいるよ。」 あたしの言葉に口をパックリ開ける和馬。 ちょうどチャイムが鳴って、あたしは立ち上がる。 「もう…なーにしてんのよ。先に行くよ?」 「え?…ちょ、待てよ。今のって何だよ、どういう意味?」 「ほら早く。」 和馬の言葉を軽くスルーする。 座ったままの和馬の手を引いて立ち上がらせた。