一つため息をつく。 李斗の持っている体操着とローファーを奪い取った。 「おい、アリス?」 わざわざ仕事増やさないでよ… あたしはそのままごみ箱へと近寄る。 「ありがとね、李斗。」 振り向かず呟くと、手に持っていたものをごみ箱へと放り込んだ。 「「「あぁ!!」」」 後ろから三人の小さな叫び声が聞こえた。