モデル彼氏とお姫サマ☆







あたし達は炎から抜け出すとそのまま家を抜け出そうとした。


だけど…。



『あれ…?お兄ちゃん、サクラは?』


『サクラ…?』


『うん。サクラがいないよ?』



あたしは、当時飼っていた愛犬のサクラがいない事に気がついたんだ。



『アリス、お兄ちゃんが行ってくるから…外で母さん達と待ってろ。』


『え…?』


『お兄ちゃんは、サクラを助けてから行くから。』



そう言って、お兄ちゃんは1人でまた炎の中に戻ってしまったんだ。