胸を巻いて平にするが、もともとが大きいため洋服でバレないようにする。








前のボタンを2つあけ、ネックレスと指輪、そしてピアスをつけて完成。









終わった頃には8時を迎え、ちょうど音羽がむかえにきた。








「よし、バッチリね」







「おう。今日はなんの仕事?」








「取材と雑誌の撮影」








「えっ!じゃぁメイクしない方が良かったじゃん」








「別にいいでしょ」








「そうか?」









「だって、取材が先で後に撮影だよ。それに雷斗さんと夜菜さんも一緒だし」










「えーーー!うそだろ!」









「そんな大声出さないで!前言ったよ」








「聞いてねー」









「だろうね。なんで嫌なの?」









「同級生」







「あっそうか。学校かー」







「ま、バレないでしょ」







「確かに男が女だとは思わないでしょ」










安心して、家の前に停められていた車に乗りこみここから1時間ほどの会場に向かった。








メイクさんと衣装さんも乗っており今日のコーデの確認をした。