次の日、雷斗と同じ収録があった。 そのにはミカも共演する。 スタジオにつき、楽屋に移動して身支度を終える。 30分ほど過ぎた後、スタジオに入り席につくとミカと話している雷斗の姿が目に入る。 腕を巻き付けながら話してるし……。 それも嫌がらないなんて……。 「ハルカさんはどうですか?」 「はい?」 「趣味!」 「あー、私は」 「男装なんじゃないんですか?」 「「……」」 「お前」 スタジオの雰囲気が一気に凍りつく。 昨日といい今日といい。 自己中だな。 「あれは、趣味ではないですよ。」