「はーやーくー」







「うるせーな」






チュッ、







「なっ!!!」








「いくぞ」







車に乗りこみ、空港まで約1時間。





そこから飛行機に乗り、数時間かけて向かった場所はハワイ。






人気のある式場で、ハルカの父親が経営している。






着いた頃にはあたりは暗くなっていた。








「海に行こ」







「うん」









誰もいない砂浜に2人の歩く足音だけが響く。





水平線に星が反射しとても綺麗だ。











「幸せだね、この時間が」






「そうだな。こんな時間が来ると思わかなった」








「そうだねー。」






「帰るか」








「うん」







次の日も、見事に寝坊し急いで式場に向かった。






メイクや着替えは自分でするため、いつもより早く来なければいけないのだ。