そう思いながら、お母さんとお父さんの元へと向かった。
私に気づいたお父さんは、怒りをあらわにしながらこちらを見てくる。
「誰にされた」
「あそこのモデルたち」
「くそ」
「お父さん、そんなこと言っちゃダメ」
「ハルカ、愛する娘を傷つけるやつにはな、お仕置をしてあげないと」
お父さんは、司会者の持つマイクを取り、大きな声で叫んだ。
その内容は今のイメージモデルをそうチェンジすると。
その事を聞かされたモデルたちは驚いた顔をしている。
『なんでですか!』
『そんなの酷い!』
「酷い?私の娘を傷つけたのは誰だ」
『「娘?」』
はーー、言っちゃった。
そう思いながらお母さんの方を見ると、仕方ないという顔をして落ちらを見ている。
「私の娘を紹介する。今は秘書として働いてもらってるが、今日来ている」



